施主の実体験と公式情報の整理

積水ハウスの坪単価はいくら?2026年の公表データと総額・見積もりの見方

積水ハウスの坪単価は、費用に何を含め、どの面積で割るかによって変わります。 最新の公式資料で確認できる注文住宅の1棟当たり単価は、2026年度第2四半期で5,846万円です。ただし、これは特定の坪数の価格でも、平屋だけの相場でもありません。

わが家ではリビングを重視し、ベランダと食洗機を採用せず、2階のオプションを抑えて予算を配分しました。その実体験を交え、公表データ、条件を仮に置いた計算、自分の土地と仕様に対する見積もりを、比較できる形にそろえる方法を説明します。

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  1. 2026年の公式データでは、注文住宅の1棟当たり単価は5,846万円
  2. 坪単価の計算は、分子と分母をそろえる
  3. 30坪・35坪・40坪の価格を、条件別に計算する
  4. 建物以外の支出を、全体予算から落とさない
  5. 施主の予算は、6,000万円から7,000万円へ見直した
  6. わが家で予算を調整したのは、ベランダ・食洗機・2階の仕様
  7. 坪単価170万円以上でも、何に使うかを選ぶ
  8. 価格を調べた後、見積もりで確認したい3点
  9. わが家を担当した営業と設計士への紹介を相談する

2026年の公式データでは、注文住宅の1棟当たり単価は5,846万円

積水ハウスの2026年9月10日公表資料では、注文住宅の1棟当たり単価は5,846万円。対象は2026年度第2四半期で、引渡ベース・積水ハウス単体と明記されています。公式決算説明会資料 p.7

この数値で分かることこの数値だけでは分からないこと
対象期間における注文住宅の1棟当たり単価自分が希望する30坪・35坪・40坪の価格
引渡ベース・単体という集計対象特定の商品・平屋・地域ごとの単価
公表時点の実績に関する情報自分の見積もりと同じ費用範囲・税の扱いか

この図表だけでは、坪単価を算出するための対応する延床面積を確認できません。好きな坪数で割って「公式坪単価」を作ることはできませんし、1棟当たり単価をそのまま土地込みの必要予算と考えることもできません。

坪単価の計算は、分子と分母をそろえる

基本の計算は、対象とする費用 ÷ 対象とする坪数です。費用が建物本体だけなのか、付帯工事や外構まで含むのかを先にそろえます。面積も、延床面積なのか別の施工面積なのかを確認します。

たとえば、延床35坪、税込の建物工事費5,950万円と仮定すると、建物工事費の坪単価は170万円です。同じ35坪でも、土地を除く支出をすべて足して7,000万円と仮定すれば、その範囲での単価は200万円になります。これは費用範囲の違いを説明する架空の計算例で、筆者宅や積水ハウスの見積もり実例ではありません。

比較の前にそろえる条件確認したいこと
金額の範囲建物、付帯工事、外構、諸費用のうち何を含むか
面積の定義延床面積か、別の施工面積か
税税込か税別か
見積もりの時点初回概算、契約時、仕様決定後のどれか
仕様間取り、窓、設備、内装などが同条件か

「坪単価だけ安い」という比較を避けるには、各社の金額をそのまま並べず、この条件を横に添えます。

30坪・35坪・40坪の価格を、条件別に計算する

下表は、建物工事費を税込170万円/坪、200万円/坪と仮定した計算です。相場の上下限や、実際の販売価格を示す表ではありません。 希望する坪数で予算がどう変わるかを考えるために使ってください。

延床面積仮に170万円/坪仮に200万円/坪
30坪5,100万円6,000万円
35坪5,950万円7,000万円
40坪6,800万円8,000万円

このほかに必要な費用を、個別に積み上げます。「付帯工事は本体の何%」と一律に仮定すると、敷地や外構の条件を見落とすことがあります。調査前で未確定なら、想定額と変わる条件を担当者に示してもらうことが大切です。

建物以外の支出を、全体予算から落とさない

公式の家づくりの案内でも、土地・建物以外に付帯工事や登記費用などが必要と説明されています。公式 家づくりの流れ

資金計画では、建物の工事費、地盤・解体・引込みなど敷地に関わる工事、庭や駐車場などの外構、手続きや融資などの費用、家具・家電などの支出を並べます。土地を購入する場合は、その取得費用も別に加えます。見積もりに含むものと別途支払うものの重複にも注意してください。

詳しくは見積もりの内訳と未確定費用の確認方法を参照してください。

施主の予算は、6,000万円から7,000万円へ見直した

私の建物予算は、当初6,000万円でした。検討を進める中で7,000万円へ見直しました。これは予算の経緯で、費用区分をそろえた全国平均や、坪単価の算出に使える実績明細ではありません。

契約後も、設計から家を良くする提案は出てきます。担当営業が打ち合わせ前に増額を確認し、何を残して何を引くかを相談してくれたことで、見直した予算内で進められました。

この経験から、最初に提示された坪単価だけで安心せず、希望する仕様を選んだ後の総額と、変更するたびの増減を見ることが大切だと感じています。「積水ハウスなら契約後に金額が変わらない」と一括りにはできません。自分が何を採用するか、その都度いくら変わるかを確認する必要があります。

わが家で予算を調整したのは、ベランダ・食洗機・2階の仕様

わが家は2階建てのシャーウッドです。リビングを重視し、2階の仕事部屋などはなるべくシンプルにしました。2階にはオプションを追加せず、家具やインテリアで雰囲気を整える考え方です。

生活を考えてベランダは設けず、食洗機も採用しませんでした。私が当時の計画で把握していた概算では、ベランダで約300万円、食洗機で約50万円の差です。プラン・採用機種・工事の範囲によって変わる、わが家の計画についての金額です。

家族3人の食器をその都度手洗いすることは、私にはそれほど負担ではありませんでした。食洗機の音や時間、排水まわりの掃除も気になったため、評判だけで必要と決めませんでした。詳しい判断と予算配分は、わが家の見積もり・仕様の選び方で紹介しています。

この差額を坪単価の全国相場に当てはめたり、同じ内容への値引きとして数えたりはできません。ただ、何を採用し、何を外したかが分かると、価格の数字だけでは見えなかった予算の使い方を考えられます。

坪単価170万円以上でも、何に使うかを選ぶ

予算をかけられる場合でも、すべての提案を採用する必要はありません。自分が長く過ごす場所、毎日使う設備、眺めや動線など、どこへお金を使うと生活が良くなるかを考えます。

担当者には「上限まで何を入れられるか」に加えて、「この希望を残すなら、どこを見直せるか」と聞いてみてください。私にとって、営業が予算管理の司令塔になり、設計の提案と一緒に整理してくれたことには大きな価値がありました。

価格を調べた後、見積もりで確認したい3点

  1. 希望する間取り・仕様が、どこまで金額に反映されているか。
  2. まだ決まっていない費用は何で、いつ明らかになるか。
  3. 契約後に提案や変更があった場合、増減と最新総額を誰が共有するか。

設備の範囲を整理するなら標準仕様の確認方法、値引きと仕様変更による減額を区別するなら値引きの見方へ進んでください。

わが家を担当した営業と設計士への紹介を相談する

わが家の希望を設計へ伝え、契約後も予算管理に伴走してくれた営業と、実際に家を設計したチーフアーキテクトへの紹介をご案内しています。チーフアーキテクトは積水ハウス独自の審査で認定される設計者です。公式の認定制度

無料なのは紹介です。建築費・設計費が無料になるものではありません。地域・検討状況・担当者の予定を確認してご案内します。

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この記事を書いた人積水ハウス施主のホンネ

8社を比較してシャーウッドで建築。見積もり・設計・契約後の打ち合わせを経験した立場から、検討中に知りたかったことを書いています。

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