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積水ハウス シャーウッドの屋根材|種類と実邸の採用品

積水ハウスのシャーウッドで屋根材を選ぶなら、候補は化粧スレート、陶器瓦、ガルバリウム鋼板の3つです。ただ、どれが標準でどれがオプションかはプランや時期で扱いが変わり、ネット上の情報もそろっていません。そこで、2026年にシャーウッドで家を建てた編集長の視点から、3種類の違いと標準かオプションかの確かめ方、実際に建てた施主の採用例をまとめました。

目次

シャーウッドで選べる屋根材は何種類?

シャーウッドの主な屋根材は化粧スレート、陶器瓦、ガルバリウム鋼板の3種類で、太陽光パネルと組み合わせて選びます。

3つの違いは、重さと将来のメンテナンス費用に出ます。初期費用だけを見るとスレートが有利ですが、30年以上住む前提なら順位が入れ替わることもあります。

屋根材重さ見た目メンテナンスの目安向いている人
化粧スレート軽い(瓦の約半分)平らでシンプル20〜30年を目安に塗装や補修初期費用を抑えたい人
陶器瓦重い重厚で陰影が出る瓦自体は塗装不要。点検が中心長く住んで手間を減らしたい人
ガルバリウム鋼板最も軽い直線的でシャープ錆びにくく、手入れは比較的少なめ緩い勾配や片流れの家

化粧スレート

化粧スレートは、セメントに繊維を混ぜて薄い板状にした屋根材です。「コロニアル」「カラーベスト」という商品名で呼ばれることもあります。多くの解説記事で、シャーウッドの標準として紹介されています。

軽いので建物への負担が小さく、初期費用も抑えられます。一方で表面の塗装が傷むと、色あせや反り、コケが出やすくなります。20〜30年を目安に塗装や補修の費用がかかる点は、見積もりの段階から計算に入れておきたいところです。

陶器瓦

陶器瓦は、粘土を焼いて作る屋根材です。積水ハウスの鉄骨住宅(イズロイエなど)では標準ですが、シャーウッドではオプションとして紹介されることが多い屋根材です。

焼き物なので色あせしにくく、瓦そのものの塗り替えはいりません。瓦の下に空気の層ができるため、暑さを和らげる効果も期待できます。重さと初期費用、そして緩い勾配では使えない場合があることが弱点です。

鉄骨住宅の屋根の考え方は、積水ハウス イズロイエの特徴と価格|鉄骨住宅の最上級モデルを解説で詳しく扱っています。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛でめっきした鋼板を使う金属屋根です。錆びにくく、3種類のなかで最も軽いのが特長です。

金属屋根と聞くと、体育館のような屋根を想像する人もいるかもしれません。施主ブログでは、積水ハウスで採用したガルバリウム屋根が木目柄で、落ち着いた見た目だったという声もあります。軽いため、太陽光パネルを多く載せたい家とも相性がよい屋根材です。

シャーウッドの屋根は標準とオプションのどちら?

解説サイトの多くは化粧スレートを標準、陶器瓦をオプションとしていますが、扱いはプランと時期で変わります。

実際に調べると、記事によって書き方が分かれます。スレートが標準で陶器瓦はオプションとする記事が多数派です。一方で、複数の屋根材が標準の範囲に入り、色やデザインで追加費用が出るとする記事もあります。木造でも標準で陶器瓦を選べるとする記事まであり、一つの答えに決めきれません。

ずれが出るのは、商品プランや販売時期、地域、キャンペーンで扱いが変わるためだと考えられます。自分のプランで何が標準かは、見積書の明細で確かめるのが確実です。ほかの設備も含めた標準仕様の全体像は、積水ハウスの標準仕様まとめ|キッチン・外壁・床材・窓の全設備を解説【2026年版】にまとめています。

差額の目安として、2階建て約30坪の施主が、スレートから陶器瓦に変えると「30万円くらい上がると思う」と振り返っている例があります。見積もりで確かめた金額ではなく、施主本人の推測である点に注意してください。

【注意】 価格は、建築時期、地域、商品、延床面積、仕様、付帯工事、外構、諸費用によって変わります。この記事の金額は比較の目安として整理したもので、最終的な金額は積水ハウスの見積もりで確認してください。

屋根材の差額が総額のなかでどのくらいの重みを持つかは、積水ハウスの坪単価は?2026年最新の価格相場と費用内訳を徹底解説で費用の内訳とあわせて確認できます。

屋根の勾配で使える屋根材は変わる?

変わります。シャーウッドは2.5寸程度の緩い勾配にも対応しますが、緩い勾配では瓦が使えない場合があります。

屋根勾配は屋根の傾きのことで、「寸」で表します。5寸は、横に10進むと高さが5上がる傾きです。住宅では5寸前後がよく使われ、シャーウッドはそれより緩い2.5寸程度にも対応しています。

勾配を緩くすると、軒を深く出しやすくなります。低く伸びやかな外観はシャーウッドらしさの一つで、平屋でもよく採用されます。

ただし、緩い勾配では雨水が流れにくくなります。そのため、雨漏りを防ぐ納まりの関係で瓦が使えないことがあります。実際に、瓦と瓦一体型の太陽光を希望していた施主が、2.5寸の片流れ屋根にしたために瓦を使えなかった例もあります。

【知っておきたいポイント】 屋根の形と勾配は、間取りの打ち合わせの早い段階で決まっていきます。瓦を使いたいなら、勾配を決める前に「この勾配で瓦は使えますか」と設計担当に聞いておくと、後から選択肢が消えずに済みます。

緩い勾配の外観が多い平屋の実例は、積水ハウスの平屋が人気の理由|間取り実例と2026年最新の価格帯を徹底解説で紹介しています。

太陽光パネルを載せるなら屋根材はどう選ぶ?

太陽光の載せ方によって、合う屋根材が変わります。見た目を重視するなら瓦一体型、載せる量を重視するなら据置型が候補です。

積水ハウスでは、屋根材に合わせて次の4つの設置方法が用意されていると、施主ブログで紹介されています。

設置方法合う屋根特徴
瓦一体型陶器瓦瓦と同じ形でパネルが目立ちにくい
屋根面据置型勾配屋根屋根の上に架台で載せる
屋根面据置型(スレート屋根専用)化粧スレートスレート屋根に合わせた据置型
陸屋根設置型陸屋根(平らな屋根)平らな屋根に設置する

瓦一体型は、積水ハウスオリジナルの陶器平瓦と同じ断面の形でパネルを作ったものです。このシステムは、積水ハウスの瓦型太陽光発電システムのグッドデザイン賞受賞でも紹介されています。

一方、ガルバリウム鋼板は軽く、パネルを多く載せても建物への負担が小さくなります。緩い勾配の片流れ屋根で、屋根の大部分をパネルで覆った施主の例もあります。太陽光を載せる予定があるなら、屋根材と載せ方をセットで決めてください。

実際に建てた施主はどの屋根材を選んだ?

公開されている施主の事例では、屋根の勾配や太陽光の計画に合わせて屋根材を決めたケースが目立ちます。

施主ブログで公開されている2つの事例を比べると、次のようになります。どちらも2020年ごろに公開された体験談で、当時の仕様にもとづく内容です。

事例建物屋根採用した屋根材太陽光振り返り
事例1平屋片流れ・2.5寸勾配木目柄のガルバリウム鋼板あり(屋根の大部分)瓦が使えなかったが、見た目に満足
事例22階建て・約30坪記載なし化粧スレート(コロニアル)なし陶器瓦も検討すればよかったと後悔

事例1:緩い勾配で瓦をあきらめ、ガルバリウム鋼板に

最初は、瓦と瓦一体型の太陽光を使うつもりだったそうです。ところが2.5寸の片流れ屋根では瓦が使えず、スレートにはご主人が強く反対しました。

最終的に選んだのは、木目柄のガルバリウム鋼板です。金属屋根には体育館の屋根のようなイメージを持っていたものの、実物は落ち着いた印象で、軽さも太陽光を多く載せる計画に合っていたと振り返っています。

事例2:スレートを選び、陶器瓦を検討しなかったことを後悔

外壁はベルバーン、屋根はスレートで、太陽光は載せていない2階建ての事例です。実家が雨漏りに悩まされていたこともあり、「陶器瓦も候補に入れて、いろいろ聞けばよかった」と書いています。

太陽光を載せないなら、瓦の重さも問題にならなかったのでは、という振り返りもありました。スレートは初期費用が安い反面、塗装の時期が来てから差額の意味に気づくことがある、という例です。

【編集部の見解】 編集長の家はシャーウッドで、2026年5月に入居しました。はじめての夏を過ごしましたが、室内の暑さに大きな不満はなく、屋根材による雨音や断熱の違いを意識する場面も今のところありません。入居から半年たっていないので、屋根のメンテナンスもまだ特別な対応はしていません。 屋根は地上からあまり見えない分、外観だけで決めがちです。実際に建ててみて、メンテナンスのしやすさや太陽光との相性まで含めて決めたほうがいいと感じています。シャーウッドは外観デザインとのバランスで印象が大きく変わるので、屋根だけでなく建物全体で考えるのがおすすめです。

後悔しないためにシャーウッドの屋根材はどう選ぶ?

屋根材は単独で選ばず、勾配と太陽光と30年分のメンテナンス費用をまとめて比べると後悔しにくくなります。

事例を見ると、後悔の多くは「屋根材を最後に単独で選んだ」ことから生まれています。打ち合わせでは、次の5点を営業担当や設計担当に確認しておくと安心です。

確認すること打ち合わせでの聞き方の例
自分のプランの標準屋根材このプランで標準に含まれる屋根材はどれですか
屋根材を変えたときの差額スレートから陶器瓦、ガルバリウム鋼板に変えるといくら変わりますか
勾配と屋根材の組み合わせ希望の勾配と屋根の形で使える屋根材はどれですか
太陽光との組み合わせ屋根材ごとに選べる太陽光の載せ方はどれですか
将来のメンテナンス屋根材ごとの点検や塗装の時期と、おおよその費用はいくらですか

とくに差額は、30年以上住む前提で比べてください。スレートの塗装を1〜2回すると、初期の差額を上回ることもあります。

色やデザインは、外壁との相性で選ぶのが基本です。シャーウッドの外壁はベルバーンを選ぶ人が多いので、外壁の色見本と屋根材のサンプルを並べて確認すると失敗が減ります。

担当者によって、屋根材の提案の幅や説明の丁寧さはかなり変わります。屋根まで含めて相談しやすい担当者を探したい場合は、iekatsuの担当者の無料紹介も使ってみてください。

まとめ

シャーウッドの屋根材選びの要点を整理します。

  1. 主な屋根材は化粧スレート、陶器瓦、ガルバリウム鋼板の3種類
  2. スレートが標準、陶器瓦がオプションと紹介されることが多いが、扱いはプランと時期で変わるため見積書で確認する
  3. 2.5寸程度の緩い勾配では瓦が使えないことがあるので、勾配を決める前に確認する
  4. 太陽光を載せるなら、瓦一体型か据置型かを屋根材とセットで決める
  5. 初期費用だけでなく、30年分の塗装や補修の費用まで含めて比べる

まだメーカーや商品が絞れていない方は、ハウスメーカー診断で方向性を整理することから始めてみましょう。シャーウッドの屋根や外観を実物で確かめたい方は、千葉の実邸を案内するわが家見学も受け付けています。

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よくある質問(FAQ)

Q. シャーウッドの屋根材の標準は何ですか?

化粧スレートを標準とする解説が多数派です。ただし、プランや時期によっては複数の屋根材が標準に含まれる場合もあります。自分のプランで何が標準かは、見積書の明細で確認してください。

Q. シャーウッドで陶器瓦にすると費用はいくら上がりますか?

2階建て約30坪の施主が、スレートからの変更で30万円程度上がると推測している例があります。実際の差額は延床面積や屋根の形、太陽光の有無で変わります。見積もりの段階で、屋根材ごとの差額を出してもらうのが確実です。

Q. シャーウッドの緩い勾配の屋根でも瓦は使えますか?

使えない場合があります。2.5寸程度の緩い勾配では、雨水の流れの関係で瓦を採用できないことがあるためです。瓦を使いたいなら、屋根の形と勾配を決める前に設計担当に確認してください。

Q. シャーウッドとイズロイエで屋根材は違いますか?

違います。鉄骨住宅のイズロイエは陶器瓦が標準で、木造のシャーウッドは化粧スレートが標準と紹介されることが多いです。シャーウッドで陶器瓦を選ぶ場合は、オプションになるかどうかを見積もりで確認してください。

Q. スレート屋根のメンテナンスはいつ必要ですか?

20〜30年を目安に塗装や補修が必要になります。表面の塗装が傷むと、色あせや反り、コケが出やすくなるためです。積水ハウスの定期点検で屋根の状態を確認し、推奨時期を聞いておくと計画を立てやすくなります。

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この記事を書いた人積水ハウス施主のホンネ

8社を比較してシャーウッドで建築。見積もり・設計・契約後の打ち合わせを経験した立場から、検討中に知りたかったことを書いています。

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