クレバリーホームの評判・口コミ|タイル外壁の実力と注意点

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クレバリーホームは、外壁タイルが標準仕様という強みで根強い人気を持つ一方、フランチャイズ制への不安から「やめたほうがいい」「潰れる」という検索ワードも多い会社です。結論から言うと、家そのものの性能とコスパは本物で、問題は家ではなく加盟店の選び方にあるというのが、8社を比較して最終的に積水ハウスを選んだ編集長の率直な見立てです。

この記事では、クレバリーホームのリアルな評判・口コミを整理しながら、タイル外壁の30年コスト、フランチャイズ制のリスクと対策、「やめたほうがいい」という声の中身まで正直に解説します。


目次

クレバリーホームの評判を一言で言うと?

「家の性能・コスパは高い。ただし加盟店選びで満足度が大きく変わる」というのが、口コミ全体に共通する評価です。

ポジティブな声は「タイル外壁の重厚感が予想以上だった」「メンテナンス費用を抑えられる」「耐震性が安心」に集中しています。ネガティブな声は「担当が途中で変わって引き継ぎが雑だった」「アフターの連絡が遅い」と、家ではなく担当・店舗への不満がほとんどです。これがフランチャイズ制の特性で、同じクレバリーホームでも店舗によって体験が大きく違う、という構造的な問題があります。

カテゴリ満足の声(多かった順)不満の声(多かった順)
外観・デザインタイルの重厚感・高級感タイルの種類・色の幅(好みによる)
性能耐震性・静粛性への安心感断熱性能(標準仕様は物足りないとの声も)
コストタイルが標準でコスパ良い予算が当初より膨らんだ
サポート担当者が誠実で対応が早かった担当交代後の引き継ぎが不十分
アフター定期点検・修繕対応が丁寧アフター対応の遅さ、ドタキャン

【編集部の見解】 iekatsu編集長(8社比較・積水ハウス施主)のコメント: 展示場でクレバリーホームを訪問したとき、外壁タイルの質感は正直「思っていたより高級感があった」です。積水ハウスのベルバーン(セラミック外壁)とは異なりますが、一般的なサイディングとは別物の印象でした。最終的に積水ハウスを選んだ理由は設計の自由度と担当との相性でしたが、外壁タイルをコスパで実現したい人にとってクレバリーホームは有力な選択肢だと思います。ただ、比較検討するなら同系列のウィザースホームも一緒に見ることを強くすすめます。


タイル外壁は本当に得か?30年コストで考える

30年間のランニングコストで計算すると、タイル外壁はサイディングと比べて150〜250万円前後の差が生まれます。

外壁のメンテナンスは「何もしなくていい」わけではなく、タイル目地のコーキング打ち替えは10〜15年ごとに必要です。ただし、サイディング(窯業系)が10年ごとに塗り替えが必要なのと比較すると、費用負担は大きく下がります。

外壁材初期費用10年目20年目30年目30年合計
タイル(クレバリー標準)高めコーキング補修(10〜20万)コーキング打ち替え(30〜50万)コーキング補修(10〜20万)50〜90万
窯業系サイディング標準塗り替え(80〜120万)塗り替え(80〜120万)塗り替え(80〜120万)240〜360万

※金額は延床30〜35坪の一般的な住宅を想定した目安。足場代込み。実際の費用は業者・仕様・規模で変わります。

差額の目安は190〜270万円。これを考えると、タイル外壁に初期費用がやや上乗せされても、長期で見ればコスパが高いのは数字の上では明らかです。ただ、「タイルを選ぶ=メンテナンスゼロ」ではありません。コーキングの劣化は起きるので、定期点検を怠らないことが前提です。


クレバリーホームの性能・設備の評判

耐震性とデザイン性への評価は高く、断熱性は標準仕様だと物足りない場合がある、というのが口コミ全体の傾向です。

耐震性

プレミアム・ハイブリッド構法と2×4・木造軸組のハイブリッド構法で、耐震等級3(最高等級)を標準仕様で取得しています。実際の地震でも「クレバリーホームの住宅で半壊・全壊がゼロ」という報告があり、耐震への安心感は口コミで評価が高い項目です。

断熱性能

標準仕様のUA値は0.6前後で、ZEH基準(0.6以下)はギリギリ満たしますが、高断熱住宅として飛び抜けた数値ではありません。「冬が思ったより寒かった」という口コミはこの標準仕様に起因する場合があります。断熱性能を重視するなら、オプションでグレードアップすることを前提に見積もりを取った方がよいでしょう。ただし追加費用が50〜100万円単位になると、他社との価格差が縮まる点は注意が必要です。

保証の仕組み(重要)

クレバリーホームの保証は3本立てです。

① 住宅完成引渡保証 契約から完成まで、加盟店が施工不能になっても「クレバリー共済会」が代替業者を手配して完成・引き渡しします。追加費用はかかりません(全シリーズ標準)。

② 30年保証 引き渡しから最長30年のメンテナンス保証。ただし、これは「自動で30年」ではありません。10年目と20年目に加盟店指定の有償メンテナンスを受けることが継続の条件です。有償メンテナンスを受けなかった場合、保証は10年で終了します。

③ 瑕疵保証 構造耐力上主要な部分と雨水侵入防止部分の欠陥を、引き渡しから10年間、第三者機関(住宅保証機構等)が保証します。加盟店が倒産しても、この瑕疵保証は有効です。

【注意】 30年保証の実態は「10年保証+有償メンテナンスを条件とした20年延長」です。積水ハウスや住友林業など大手の「初期保証30年・最長60年」とは仕組みが異なります。契約前に「何が保証されるか」「有償メンテナンスの費用目安はいくらか」を加盟店に必ず確認してください。


フランチャイズ制の実態と「当たり外れ」問題

口コミのネガティブな声の大半は「フランチャイズ制に起因する加盟店差」が原因です。

クレバリーホームは本部(新昭和FCパートナーズ)が商品開発・資材供給を行い、地域の工務店が各加盟店として施工・販売を担当する仕組みです。建物の品質(資材・工法)は本部が管理しているため一定のレベルが保たれますが、営業の質・アフター対応・価格設定は加盟店によって差が出ます

同じクレバリーホームでも、隣県の加盟店と見積もりが200万円以上違ったという報告もあります。「何のサービスの差でこの価格差なのか」を確認せず進めると、後でギャップが出ます。

加盟店を見極める4つのチェックポイント

  1. Google口コミの星評価 ★3.5以上が一つの目安。口コミの件数が少ない店舗は判断しにくいので、複数の加盟店を比較する
  2. クレバリーホームへの加盟歴 10年以上の加盟歴がある店舗は、ノウハウと実績の積み上げがある
  3. 近隣に別の加盟店があるか 担当加盟店が万一廃業した場合、近隣に別の加盟店があれば引き継ぎがスムーズになりやすい
  4. アフター専門スタッフの有無 初回訪問や見積もり段階で「アフターを担当するスタッフがいるか」を聞いておくと、入居後の対応差を事前に見極められる

まだどのメーカーが自分に向いているか整理できていない方は、ハウスメーカー相性診断で方向性を確認してから展示場に行くと、比較の軸が定まります。


「やめたほうがいい」「潰れる」は本当か?

「やめたほうがいい」という声の中身を整理すると、家そのものへの不満はほとんどなく、加盟店・担当者への不満がほぼすべてです。「潰れる」については、本部の経営は現時点で安定しており、加盟店倒産と混同されているケースがほとんどです。

「やめたほうがいい」と言われる主な理由

理由実態
加盟店で品質に差がある建物の資材・工法は本部管理で差は出にくい。営業・アフターは差が出る
担当交代・連絡が遅い加盟店・担当者によって差がある。口コミと加盟歴で見極めが重要
断熱性能が物足りない標準仕様のUA値は0.6前後。重視するならオプションが必要
保証が大手より短い初期保証10年・最長30年。大手の初期30年・最長60年とは仕組みが異なる
価格が上振れる加盟店によって見積もり差がある。複数店舗で相見積もりが重要

「潰れる」は本部と加盟店を混同している

クレバリーホームの本部(新昭和FCパートナーズ)は2026年時点で全国に150店舗超を展開し、累計建築数は4万6,000棟以上(2024年時点)です。本部自体の経営が危機にあるという情報はありません。

ただし、個々の加盟店が廃業するリスクはゼロではありません。実際に廃業した加盟店も存在します。加盟店が廃業した場合の対応は次のとおりです。

  • 建築中の場合:住宅完成引渡保証(クレバリー共済会)が機能し、代替業者が完成させます
  • 引き渡し後の構造・防水欠陥:瑕疵担保責任保険は加盟店が廃業しても10年間有効です
  • 日常的な点検・修繕の窓口:別の加盟店が対応しますが、距離が遠い場合は不便になるリスクがあります

気になる加盟店の経営状況は、帝国データバンクや東京商工リサーチで事前に調べることができます。数千万円の買い物をする前の確認として、検討する価値があります。

【編集部の見解】 「クレバリーホームはやめとけ」という声は、ほぼ例外なく加盟店・担当者との相性問題です。家そのもの(外壁タイル・耐震性・コスパ)へのネガティブな口コミは少数です。フランチャイズ制を「不安な仕組み」ではなく「加盟店を選べる仕組み」として捉えて、しっかり見極めれば十分に候補に入ります。比較を効率的に進めたい方は、16社を一覧で整理した比較ガイドも参考にしてみてください。


クレバリーホームの坪単価と価格帯

坪単価はシリーズによって異なり、おおよそ60〜90万円前後が現在の相場感です(本体価格基準、2026年時点)。

価格・坪単価は、建築時期、地域、商品、延床面積、仕様、付帯工事、外構、諸費用によって変わります。この記事では比較時の目安として整理しており、最終的な金額は各加盟店の見積もりで確認してください。

物価高騰の影響で、以前は「坪50万円台から」という表記が多かったですが、現在の実態は50〜60万円台のシリーズでも諸条件次第で上振れしやすくなっています。

シリーズ坪単価目安特徴
CXシリーズ55〜70万円前後スタンダード。タイル外壁が標準
CXiシリーズ65〜80万円前後高断熱・高気密を強化したグレード
プレミアムシリーズ75〜90万円前後デザイン・設備仕様を高めたグレード

※本体工事価格基準。付帯工事・外構・諸費用は含みません。加盟店・地域・延床面積・オプションで変わります。

他社との価格比較

メーカー坪単価目安外壁耐震等級初期保証
クレバリーホーム55〜90万円タイル(標準)3(標準)10年
ウィザースホーム60〜90万円タイル(標準)3(標準)10年
タマホーム50〜70万円サイディング(標準)3(仕様による)10年
一条工務店75〜100万円独自タイル(標準)3(標準)10年
積水ハウス85〜130万円ベルバーン等(オプション系)3(標準)30年

※目安値。詳細は各社の詳細記事および見積もりでご確認ください。

タイル外壁にこだわるなら、クレバリーホームと同系列のウィザースホーム(新昭和グループ)も同時に見ることをすすめます。両社は商品ラインや価格帯が近く、地域によってどちらが展開しているかが異なります。比較することで加盟店の対応差も見えてきます。


クレバリーホームに向いている人・向いていない人

「タイル外壁のコスパ」と「フランチャイズ制の加盟店選び」をどう捉えるかで、向き不向きが分かれます。

向いている人向いていない人
外壁のメンテナンス費用を抑えたい担当者・アフターに均一なサービスを求める
外観の重厚感・高級感を重視する断熱性能(高気密・高断熱)を最優先したい
坪単価を抑えつつタイル外壁にこだわりたい初期保証30年以上を条件にしている
地元の工務店のフットワークを生かしたい加盟店を選ぶ手間や情報収集が負担に感じる
ライフスタイルに合わせた自由設計をしたいとにかくブランド力・知名度を重視する

メーカー選びで迷っている方は、ハウスメーカー相性診断(無料・約2分)で「自分の優先順位」を整理してから比較を始めると、展示場での時間が大幅に減ります。


まとめ

クレバリーホームは「家そのものはコスパが良い、ただし加盟店を選ぶ目が必要」というメーカーです。最後に要点を整理します。

  1. 外壁タイルの30年コスト差は150〜250万円前後。初期費用が多少高くても長期視点でメリットがある
  2. 性能は耐震等級3(標準)で信頼できる水準。断熱性はオプション追加を前提に検討を
  3. 30年保証の実態は「10年+有償メンテナンス継続が条件」。大手の初期30年保証とは仕組みが違う
  4. 「やめたほうがいい」「潰れる」の多くは加盟店問題。Google口コミ・加盟歴・近隣の別店舗の有無で見極める
  5. 加盟店によって価格・対応の差が出る。複数店舗で相見積もりを取るのが必須

クレバリーホームを検討するなら、まず複数の加盟店を比べることと、同じタイル外壁系のウィザースホームを一緒に見比べることをおすすめします。

メーカーをまだ絞れていない方は、ハウスメーカー診断で自分の優先順位を整理してから展示場へ。16社を一覧で比較したい方は比較ガイドもあわせてご覧ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. クレバリーホームはやめたほうがいいですか?

家そのもの(外壁タイル・耐震性・コスパ)への不満は少なく、「やめたほうがいい」という声の多くは加盟店・担当者への不満です。加盟店をきちんと選べば候補に入る会社ですが、フランチャイズ制のリスクを理解した上で複数社と比較することをすすめます。

Q. クレバリーホームの30年保証の中身は?

引き渡し後10年が基本保証で、10年目・20年目に加盟店指定の有償メンテナンスを受けることで最長30年まで延長できる仕組みです。有償メンテナンスをしなかった場合は10年で終了します。大手の「初期保証30年・最長60年」とは仕組みが異なるため、事前に比較しておくことをおすすめします。

Q. クレバリーホームの加盟店が潰れたらどうなりますか?

建築中に加盟店が廃業した場合は「クレバリー共済会」が代替業者を手配し、追加費用なしで完成・引き渡しします。引き渡し後の構造・防水欠陥は、第三者機関の瑕疵担保保険が10年間有効です。ただし日常的な点検・修繕の窓口は別の加盟店になるため、遠距離の場合は不便が生じることがあります。

Q. タイル外壁のメンテナンスは本当に不要ですか?

タイル自体の塗り替えは不要ですが、タイル間のコーキング(目地)は経年で劣化するため、10〜15年ごとに補修・打ち替えが必要です。ただし窯業系サイディングの10年ごと全面塗り替えと比べると、費用負担は大きく下がります。

Q. クレバリーホームと積水ハウスはどちらがいいですか?

価格帯・保証の手厚さ・設計の自由度が大きく異なります。クレバリーホームは「タイル外壁のコスパ」、積水ハウスは「設計の自由度・長期保証・ブランド安心感」が強みです。優先したい条件が違えば答えも変わるので、両社で見積もりを取って比べることをおすすめします。ハウスメーカー相性診断で優先順位を整理してから動くと効率的です。

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